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α-ケンタウリ星通信

α-ケンタウリ星からお送りしています。

『BEATLESS』(長谷敏司)

その笑顔を僕は信じる。君に魂がなかったとしても――。 人型のロボットhumanoid Interface Elements、通称hIEが普及し人間の生活の大部分をhIEが支えている世界。高校生の遠藤アラトはある日"レイシア"と名乗る一体のhIEと出会い、その言葉を信じてオーナーに…

『未來のイヴ』(ヴィリエ・ド・リラダン)

『屍者の帝国』に出てくる「ハダリー」の元ネタがこれらしいので読みました。まず歴史的仮名遣いなので少し読みづらい。また、言葉自体も古めかしく、すぐには意味のわからないものが多く、それもきつい。しかし、それは逆に、この小説がとてつもなく昔に、…

『競売ナンバー49の叫び』(トマス・ピンチョン)

すさまじい小説だった。これを読んだのは少し前のことで、話の内容に関する記憶はやや薄れかけているのだけど、それでも読んでいるとき、読み終わったときの「なんなんだこれは」という強い印象はまだ残っている。 ある日若妻(なんかエロい!)のエディパ・マ…

『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(西尾維新)

タイトルに特に他意はない。他意のないタイトルならばそれはタイトルというより「他意取る」ではないか、否タイトルから他意を取ったのは僕だからタイトル側からしてみれば「他意取られている」ではないかという向きがあるのももっともだが、とりあえずはこ…

『文学会議』(セサル・アイラ)

ラテンアメリカの小説家は、どうやらヤバイのが多いらしい。例えば、ボルヘス……くらいしか今のところ思いつかないのだが、これだけでも十分にヤバイだろう。それに加えてこのセサル・アイラである。 『文学会議』は、同名の中編と『試練』という中編を収めて…

蛇:

長すぎる。

『ハローサマー、グッドバイ』(マイクル・コーニイ)

お久しぶり。さて今回はマイクル・コーニイの『ハローサマー、グッドバイ』を読んだ感想です。 どうやら青春SFの傑作として名高いらしいこの作品、正直言ってしまうと途中までは非常に退屈だった。主人公ドローブ少年のとくに面白くはない恋愛模様がただひた…

『逆行の夏』(ジョン・ヴァーリイ)

ジョン・ヴァーリイ傑作選である。ヴァーリイを知らなかった僕は、そのとてもきれいな表紙と円城塔の推薦文を一目見て即購入したわけだが、非常におもしろい短編、というよりは中編集だった。また、今回も今回とて普通に内容に触れるので、未読の方はご注意…

『世界の涯ての夏』(つかいまこと)

夏と言われると夏休みを思うのは人間の性である。さして友好的でもない「夏休みの友」と格闘したり、自由研究で去年やったテーマを少し変えてやったり、適当に書いたはずの読書感想文や作文が、大人の設けたよくわからない賞をもらってしまったり、友達とプ…

『後藤さんのこと』(円城塔)

みなさんどうも。ところでいつも思うのは、ブログを書く奴ってのはどうしてこんなにはじめに挨拶をしたがるんだろうかということです。わりと頻繁に更新してるやつだってなんでか毎回律儀に挨拶をしたがる。どうでもいいですか、どうでもいいですね。『後藤…

『月長石』(コリンズ)

物語とは不思議なもので、おもしろいのと退屈なのが一つの物語に共存してたりする。ここはよかったけどあそこは駄目だったなんて僕ら普通に言うけれど、総体としてどうかと言われると、はてと困る。果たして物語を部分にわけたときの評価をただ平均するだけ…

『100%月世界少年』(スティーブン・ダニー)

*1 本ブログで感想を書く記念すべき最初の小説は、スティーヴン・タニー著『100%月世界少年』。わりと最近出たやつ。どうでもいいけどこの題名で忍たま乱太郎の主題歌思い出した。 あらすじ 簡単に言えば月に住む少年が、同郷の女の子と地球から来た女の子ど…

お詫びと訂正

前記事の三行目 誤:「たまに変なことを言うかもしれません。」 正:「いつも変なことしか言いません。」

ごあいさつ

こんにちは、アルファ・ケンタウリ星人です。主に読書して思ったことを書きます。SFとミステリが多いです。たまに変なことを言うかもしれません。よろしく。